2 少年の天使

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ールシファーとミカエルの家ー 「なっ!ルシファー!お前進学しないのか!?」 ルシファーは今日の出来事を話した。 「ああ、ワイは神さんの所で働くで」 「君の実力は、私より上だろう。なのになんで進学しないんだ」 するとルシファーはミカエルを睨んだ。 「ええやろう……ワイがどう生きようが関係あらへんで……」 睨まれ、ミカエルは少し硬直する。 「………わかったよ………君したい事がそれなら、私はそれを全力で応援するよ………」 「そうか、ありがたいのう」 ルシファーは、もとの笑顔に戻った。 「私は、君と一緒に進学してから神の所で働こうかと思っていたんだが……君は先に働くのか……」 「すまんのうミカエル、ワイはこうして生きたいんや」 「君の気持ちを尊重するよルシファー」 「おう」
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