記憶のカケラと真実の鎖
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俺のせいで、俺の為に泣く三谷。 小さく震えていた、案外華奢な肩。 声を上げて泣くアイツを、守ってやりたい、と思った俺。 ―一体何なんだ。 ―どうして俺は、こんな。 一度思考をリセットさせて、段々と涼しくなり始めてきた夏の風に吹かれながら、美鶴はもう一本、おかしいくらいに主張されたサイダーを買うのだった。
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