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「なんで笑うのっ!」
すっごくむかついた。
「あははっ。
ごめんごめんっ!
俺先生に呼び出しくらってさ。急いで鍵取りに行ってたんだよ。
そうだよな~普通帰るか☆」
そしてまた笑い出す。
「ごめんごめん☆俺の早とちりだよねっ!」
そうだよ。
お前の早とちりだよ。
と心の中でツッコンで。
そしたら彼は私の腕引き寄せる。
私は彼な胸の中に収まった。
「ん~でもいないとき、ホント焦ったよ…」
ちょっと照れながら言う。
なんでコイツは私につきまとうのか本当に不思議だった。
でもそれより男の子に抱きしめられた事でドキドキして心臓の音が彼に聞こえないかが心配だった。
「じゃっ行こっか♪」
彼は私を朝と同じように担いで、歩きだした。
「…って…、だから恥ずかしいってばっ!」
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