記憶
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みっちゃんの言っていることが理解できなかった。 みっちゃんがゆびさす家はみっちゃんの家でもないし もちろん私の家でもない。 みっちゃんはずんずんと家に向かって行った。 おいていかれるのが嫌で私もみっちゃんの後を追った。 家の裏口らしいドアがある。 人の家だから開くわけがないと思った。 みっちゃんはためらいなくドアノブを握ってまわした。
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