第一章:初冬

1/3
15人が本棚に入れています
本棚に追加
/23ページ

第一章:初冬

あの頃の俺はむしゃくしゃしていた。何をやっても上手くいかない。仕事でも上手くいかず親にも「本当にあなたはいつまでも私達に迷惑をかけて…情けない…」っと言われる毎日だった。「自分は生きていてもダメなんだ。死んだほうがましなんだ」そう思っていた。
/23ページ

最初のコメントを投稿しよう!