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二人はまずエストニア王国に向かった
島国であるエストニア王国からは船でしか本土に渡れないからだ
その道中、少女が魔獣に襲われている現場に遭遇した
ジェナス『助けよう!』
カイ『だけど、どうやって?』
ジェナス『わかんないけど、ほっとけないだろ?』
カイ『だよな』
二人は魔獣と少女の間に割って入った
ジェナス『大丈夫か!?』
少女『はい…。あなた方は?』
カイ『質問は後。とにかく逃げるぞ!』
少女『はい』
ジェナスは持っていたナイフで魔獣に斬りかかった
それと同時に、カイは横に素早く回り込み魔獣の横っ腹にナイフを突き刺した
魔獣『ギシャーッ!?』
魔獣が怯んだ隙に三人は全速力で逃げ出した
ジェナス『はぁはぁ』
カイ『疲れたー』
少女『はぁはぁ、ありがとうございます』
ジェナス『一人で出歩くと危険だから、もう出歩くなよ』
少女『はい、すみませんでした』
カイ『まあ、無事だったんだしいいじゃん。ところで君、名前は?』
少女『リノアって言います』
ジェナス『帰りはどっち?』
リノア『エストニアです』
ジェナス『なら同じ方向だし、送ってくよ』
三人はエストニアへと歩を進めた
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