旅立ち

4/6
前へ
/15ページ
次へ
黒ずくめの男『怪我はないようだな』 あまりにも凄惨な光景を目の当たりにして、二人はその場に崩れ落ちていた ジェナス『いったいあれは何なんですか!?』 カイ『あなたは何者なんですか!?』 二人は咳をきったように聞き始めた 黒ずくめの男『あれは魔獣と呼ばれるものだ…』 黒ずくめの男はゆっくりと話始めた 黒ずくめの男『ここ最近現れ始めたんだが獣が巨大化したものなんだ』 ジェナス『何で巨大化したのですか?』 黒ずくめの男『それはよくわからない…。私は世界を旅をしてる者だ。異変が起き始めたからな』 カイ『異変?』 黒ずくめの男『そうだ…。このような事が世界で起き始めているのだ』 二人は息を飲んで聞いていた 黒ずくめの男『今から約十年程前からなんだが、サルーン大陸からこの異変が始まった。原因はわからないが、ラズニア帝国が滅亡したのと関係があるのかもしれない』 ジェナス『ラズニア帝国?』 黒ずくめの男『かつて栄華を誇っていた国だ。さあ、そろそろ帰ったほうがいい。夜は危険だからな』 そういうと黒ずくめの男は去っていった 二人も家へと急いで帰った
/15ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加