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黒ずくめの男『怪我はないようだな』
あまりにも凄惨な光景を目の当たりにして、二人はその場に崩れ落ちていた
ジェナス『いったいあれは何なんですか!?』
カイ『あなたは何者なんですか!?』
二人は咳をきったように聞き始めた
黒ずくめの男『あれは魔獣と呼ばれるものだ…』
黒ずくめの男はゆっくりと話始めた
黒ずくめの男『ここ最近現れ始めたんだが獣が巨大化したものなんだ』
ジェナス『何で巨大化したのですか?』
黒ずくめの男『それはよくわからない…。私は世界を旅をしてる者だ。異変が起き始めたからな』
カイ『異変?』
黒ずくめの男『そうだ…。このような事が世界で起き始めているのだ』
二人は息を飲んで聞いていた
黒ずくめの男『今から約十年程前からなんだが、サルーン大陸からこの異変が始まった。原因はわからないが、ラズニア帝国が滅亡したのと関係があるのかもしれない』
ジェナス『ラズニア帝国?』
黒ずくめの男『かつて栄華を誇っていた国だ。さあ、そろそろ帰ったほうがいい。夜は危険だからな』
そういうと黒ずくめの男は去っていった
二人も家へと急いで帰った
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