助けて…

ヒカルの恋

朝起きた時、ヒカルは高木店長と一緒だということを思い出し、なんだか恥ずかしさと嬉しさが混じり、複雑な気分で、顔洗い、朝ご飯食べ、支度をして、出勤した。

いつものように、インターフォンを鳴らし、
『はい』と太く男らしい高木店長が返事をする。
『スタッフの佐々木です。』
『はい、おはよう』
『おはようございます。』

いつもと変わらない高木店長が、休憩室のドアを開ける。

妙に高木店長を意識したせいか、ヒカルは入社以来の緊張が走る…。

動揺したらミスをする…。それだけは絶対に避けたい…。

ヒカルはミスをしないようにと、いつも以上に緊張して、仕事に入った…。