1623人が本棚に入れています
本棚に追加
「えっ?だって‥力也は浮気しないよ‥」
まち子は放心状態だ
麻百合は
小声で放心状態のまち子を見て
『やべっ!刺激強すぎたか!?』
と酷く後悔していた
「だって‥ほら力也は浮気するわけないし‥」
「だから―!もしかしたら、って話だよ?けど、あんたの旦那に限って浮気はないから安心しなよ!」
そう言われても
まち子の頭は力也でいっぱいで
『力也が浮気?やだ、どーしよう!?』
まち子は涙目になっている
「やだ!もしかしたらってだけだってば!気にしないでよ!ほらほら、ランチ食べよ!」
「う、うん‥」
そんなまち子には
ランチの味は分からなかったし
ハンバーグの味が
いつもと違う事にも
全く気付かなかった
最初のコメントを投稿しよう!