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美味しくケーキをいただき
「じゃ、またね!」
まち子を店に残し
麻百合はその足で
午後の仕事に行った
麻百合は
保険屋で働いている
だから
常にスーツをカッコ良く着こなし
いかにも
『バリバリ仕事してます!』
そんなイメージが麻百合にはあった
そんな麻百合を見ると
まち子はいつも見とれてしまう
『麻百合さんは、いいなぁ!美人だし、カッコイイし!それに比べて私はチンチクリンだなぁ‥働くのもいいなぁ、働いたら私も美人になるんじゃないかなぁ?』
そんなふうに何度も思うのだが
まち子は
求人チラシを見て
ジョブ妄想をするだけだった
一人残されたまち子
店にはまち子しか居なくなった‥
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