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「ところで、まち子さんは働かないんですか?」
突然、話が変わったので
まち子は思わず
「えっ?働かます!!」
と、意味の分からない返事をした
「あ―、じゃなくて働きたい気持ちはあるんですけどねぇ」
「じゃあ、ここで働いてみませんか?」
マスターの突然の申し出に
まち子はとても驚いて
「えっ?働かます!!」
思わず2回目
「あー、じゃなくて、こんな私でもいいんですか?私チンチクリンですよ?」
「アハハ!勿論、まち子さんだからいいんですよ!こんな小さな店だと仕事はあまりないし、時給も700円と安いのですがね。もし良かったらちゃんと考えてみて下さいね!」
あれこれ会話をし
「良く考えてみます!」
と返事をし、まち子は店を出た
マスターは
口元だけに笑みを浮かべて
歩くまち子を見つめていた‥
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