もがいてた時間が狂い出すまで

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公園の目の前の歩道を歩いてる買い物かごを持ったやつらが 何度か こっちを見てはすぐに目をそらす。 そりゃぁこんな真昼間から 公園にいりゃあ誰だって気になるだろう。 ましてや 俺は高校生。 そして ひと気のない公園では目立ちすぎる金髪。 そして別にこの公園にいつも ひと気がないわけじゃない。 そう… 今は 平日の真昼間。 幼稚園のガキだって良い子に学校に行ってる時間。 俺はココにいた。
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