タイムスリップ

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今日、俺は決めて来たんだ…。きっかけを作らなきゃ、ここじゃ長話出来ない…。 良貴「明日はバイト?」 かなり短い言葉だが、結構必死だった。 麻衣「…休み。」 良貴「ゴハン食べに行こうよ。奢るから。」 麻衣「なんでよ!」 良貴「ちゃんと話したいんだ。本当のこと。」 そう…それが本来俺がきなきゃいけないケジメ…。 麻衣「え?」 麻衣は思わず手が止まっていた。 良貴「明日、駅前のモニュメント前で待ち合わせな。…待ってるから。」 うつ向いて、何かを考えているような表情でカップにエスプレッソを注いでいた。 麻衣「…エスプレッソお待たせしました。」 良貴「じゃ、明日。」 俺はエスプレッソを受け取り、いそいそとカフェを出た。 迷っているように見えた…。麻衣のあの顔…。
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