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良貴「カフェでもいい?この時間じゃ居酒屋ぐらいしか開いて無いから。」
時間は8時前になっていた。
この界隈は7時半にオーダーストップの店が多く、バーを兼営しているカフェぐらいしか無かった。
さすがに居酒屋のイメージではないし、正直居酒屋は苦手。
最近見つけた洒落たカフェに行くことにした。
店員に奥の席が空いているかを確認して、俺達は座った。
俺は奥の席がこだわり。赤の他人とスペースを共有するのが嫌いで、せめて奥に行きたいのだ。
特に…これから話そうと思っている内容は他人に聞かれたくないのだ。
店員「ご注文は?」
良貴「プレミアムエスプレッソ。」
麻衣「…カフェラテ。」
店員「かしこまりました。少々お待ちください。」
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