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麻衣「…話ってなによ?」
冷たい言葉の刄が刺さる。
良貴「…なんだろうな。謝りたいし、許して欲しいし、また付き合いたい。」
一瞬、鬼の形相になった麻衣はカルーアミルクを一気に飲み干した。
良貴「…おぃ!無理するな!」
麻衣「大丈夫…店員さん!カルーアミルク下さい!」
いやいや!大丈夫じゃないって!
店員「え!?っ…かしこまりました!」
慌てて店員は厨房に引いた。
店員「お待たせしました!カルーアミルクです。」
麻衣はカルーアミルクを片手に握り、俺を睨んで来た。
麻衣「…なんで今更そんな話?」
俺はエスプレッソを口に含んだ。
良貴「…あの時は悪かった。」
正直、全てこの言葉で全てがまとまってしまうな。
麻衣「私は結局浮気相手だったんでしょ?」
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