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引っ越し先がわからない以上、どうしようも無い。
仕方なく麻衣を俺の部屋に運んだ。
なんとか鍵を開けて、麻衣の靴を脱がせてベッドに向かった。
麻衣「……!!」
ベッドに下ろした瞬間、いきなり麻衣が起き上がり目を醒ました。
良貴「…起きたか?」
麻衣「ん~~~…。あついぃ。ぬがちて!」
寝ぼけかよ…。
まぁ、上着ぐらい脱がせて少しシャツのボタンを取ってやるか。
麻衣「むぅ~~~。」
良貴「おい!」
向かい合ってジャケットを脱がすのにモタモタしていた俺に、麻衣がいきなり被さってきた。
俺の唇に麻衣の鎖骨の辺りが触れる…。
ヤバい…理性が切れる。
思わず俺は麻衣の鎖骨にキスマークを付けてしまった。
麻衣「ん~、…一樹くん。」
…一樹!?!?!?
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