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ハアハア。ハアハア。
走ると疲れる。やはりこれは夢じゃないのか?
「いくら走っても私は、見えません。」
「お前さっきから何が言いたいんだ!」
「あなたは大切な家族の一つの命を奪いました。」
「だから俺は、誰も殺した覚えなんかない!」
俺はそんなの認めない。
いつの間にか人間を殺していた?
そんなの認めないぞ!
「今頃その家族は嘆き悲しんでる事でしょう。」
声の主は聞く耳も持たずどんどん話を進めていく。
真はもう一度目を覚ます前の事を思い出そうとしていた……
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