~夏の夢~

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その答えに小十郎は確信の理由に行き着いた。 「では、手持ちの花火でもよろしいか?」 「おう。ただし・・・お前と二人っきりでがいい。」 小さな声で付け足された一言。 しかしその一言が本当のワガママだとゆうことに小十郎はクス、と笑った。 独眼竜の罠にかかった鬼神は夜の約束を交わし、また畑仕事の続きをはじめた。
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