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「え?ってなんで驚いてるの??」 「だって、侑希…南都の事好きなんじゃないかって思ってたから…」 「あたしがっ??!!」 今度は侑希が目を丸くする。 よほどショックだったのか、口をポカンと開けて固まってしまっているようだ。 「ないないないっ!!!!ぜーったいない!!!!」 ぶんぶんと激しく首を横に振り、これでもかってくらいの完全否定ぶり。 …目の前にその南都の彼女がいるんですけどー。 「あたしが気にしてたのは水嶋じゃない…綾瀬由貴那(アヤセユキナ)だよ」 やっとの事で落ち着きを取り戻した侑希は、打って変わって深刻そうに告げた。 「綾瀬って…こないだ南都に抱きついてた?」 確か食堂で… スタイルが良くて綺麗な女の子だったな。
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