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「友達?」 「あっ、ごめん…水嶋とは関係ないの!」 過去の出来事。 今もまだ、薄れる事なく侑希の中に残る後悔の気持ち。 「綾瀬とは中学が一緒でさ…その時に、ちょっとね」 それは中学3年生の頃。 侑希の親友、アイには当時付き合って2年になる彼氏がいた。 とても仲が良く、誰もが羨むカップル。 …しかし、それは突然音もなく壊れる。 理由は分からない。 だが、アイの彼氏はその後すぐに綾瀬と付き合い出したのだ。 嫌っていたはずなのに… そしてアイは食事も取らず、何かに怯え、泣き続ける… 侑希はそんなアイの姿を不審に思い、綾瀬を問い詰めた。 返ってきた答えは…
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