shelter

Ⅹ

「わかったでしょ？あいつ、女なんていっぱいいるんですよ」

「南都は…そんなんじゃ…」

「まぁ、信じたくないと思いますけどね」

和哉は先ほど外した自分の眼鏡を床に落とす。

そして…

「…ゲームスタート♪」

バキッと粉々に踏み潰すと、沙羅に背を向け倉庫から出ていった。

それを合図に、和哉の周りにいた男たちが動き出す。

「なにすっ…離して！」

沙羅を床に押し倒し、１人は両腕、１人は両足を押さえつける。

残った最後の１人は、馬乗りに沙羅の体に覆い被さった。

「金貰ってこんな可愛いことヤれるなんて最高だな」

上に乗った男が、沙羅のシャツのボタンに手をかけ素早く外していく…