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「やっ…離して!!!!」 沙羅は抵抗しようにも身動きがまったく取れず、すぐに下着が露になった。 「お前早く回せよー」 「うっせ!わかってるよ!」 男はそのまま背中に手を回し、ホックを外そうとする。 「やめっ…むぅっ」 腕を押さえている男に口を手で塞がれ、一切声も出せない。 やだ… やだやだやだやだ!!!! 助けて… 南都っ!!!!!!!! パチンと微かに音を立て、白い胸が冷たい空気に晒された。 「んーっ!」 どんなに叫んでも、南都には届かない。 興奮した男たちは止まらない。 外はきっと和哉が見張っているのだろう。 助けなんて… バンッ!!!! 突然、体育倉庫の外で大きな音が鳴り響いた。
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