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…様子がおかしい?
いつもの南都じゃない。
沙羅は南都の発言や態度に違和感を覚えた。
だが、ここまできて引き下がるわけいかない…
「南都、昨日の放課後…」
「放課後?…あ、そうだ」
南都は何かを思い出したのか、沙羅の言葉を遮り、こちらに視線を向ける。
そして…
「相馬に襲われたんだって?」
……南都?
今の言葉は本当に南都が発したのだろうか…沙羅は自分の耳を疑った。
「途中で湊斗が助けてくれたんだろ?」
どうして、軽々しくそんな事言うの?
どうして、笑うの????
南都は不意に立ち上がりソファーに座る沙羅に歩み寄ると、目線を合わせるようにして目の前にしゃがんだ。
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