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「沙羅が来てから授業真面目に出たり、クラスの娘にすら絡まなくなったり…」
「そーなのっ??」
嬉しい反面複雑。
沙羅が来るまでが、どれだけ酷かったのか…気になるところ。
「南…それ以上、沙羅に余計な事吹き込むなっ」
南都は少しだけ焦りを見せて、侑希を口止めする。
だが…
「いーじゃんっ♪沙羅だって南都の過去、気になるでしょ??」
南都の敵は1人じゃなかった。
「南都の最大の秘密、教えてあげるっ♪」
薫太はそう言うと、沙羅にそっと耳打ちした。
「おい、くん…」
「うそぉ!!!!」
まさかまさかの…意外な事実が発覚。
あの南都が…?
「ねっ?ビックリでしょ??」
薫太の問いかけにコクコクと頷き、沙羅はポカンと南都を見つめていた。
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