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午前中の授業が終わり、昨日と同様屋上で昼食を取ることになった。
もちろん南都と湊斗も一緒に。
「遅いねーみんな」
沙羅と南都は飲み物を買いに行った3人を、売店の入口で待っていた。
「売店は戦場だからなぁ」
南都は隣でちゅーっとパックに入った牛乳を飲む。
「南都って…牛乳好きだよね」
「うん。沙羅ももっと牛乳飲んだ方がいいんじゃね?」
「あたしそんな背小さくないよっ?」
侑希よりは小さいが158㎝だから普通くらいだろう。
牛乳は嫌いじゃないけど、別に飲まなくても…
「いや、身長じゃなくて胸が」
「なっ??!!ばかぁっ!!!!」
今まで自分の飲んでいた牛乳をこちらに差し出す南都。
沙羅は顔を真っ赤にしてその脇腹にパンチした。
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