-§記憶①§-

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「だから、気持ち悪いから辞めて!!」 「き、気持ち悪い…ι」 軽くショックを受けていると、小夏が「そういうこと…」 と呟いた。 全く状況が分からなかった私は、わたわたしていると小夏がプッと吹き出してから、教えてくれた。 「もともと、杏里と私たちは呼び捨てで呼び合ってたから、それでだと思う。」 そのまま「違う?」と聞いた小夏に、日向は頷いた。 そんなことだったのか…ι もっと深刻な事かと思って、考え込んじゃったよ…。 でも... こうやって、3人でいると安心できる…。 それは、きっと記憶を無くす前の自分が残っているから。
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