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「じゃあ、また来るから。」
「ばいば-い♪」
日向と小夏は、嵐のように来て...嵐のように帰って行った。
話を聞くと、自分は今...
高校2年で、日向と小夏も同じ学年らしい。
クラスも一緒で、仲良し3人組だったそうだ。
でも、自分が記憶を無くした理由は...何度聞いてもはぐらかされた。
そのことを聞くと、2人は渋い顔になるのだ。
不思議に思ったが、教えてもらえないのなら仕方がない。
―ガラッ―
扉が開き、考えるのは中断させられた。
今度は、誰だろう…
正直、杏里はもう休みたい気分でいっぱいだった。
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