-§記憶①§-

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「じゃあ、また来るから。」 「ばいば-い♪」 日向と小夏は、嵐のように来て...嵐のように帰って行った。 話を聞くと、自分は今... 高校2年で、日向と小夏も同じ学年らしい。 クラスも一緒で、仲良し3人組だったそうだ。 でも、自分が記憶を無くした理由は...何度聞いてもはぐらかされた。 そのことを聞くと、2人は渋い顔になるのだ。 不思議に思ったが、教えてもらえないのなら仕方がない。 ―ガラッ― 扉が開き、考えるのは中断させられた。 今度は、誰だろう… 正直、杏里はもう休みたい気分でいっぱいだった。
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