-§記憶①§-

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次に目を覚ますと、もう外が暗かった。 病室の電気が点いていたため、少し眩しかった。 そういえば.... 母親は....? ふと思い、近くにあった台に目を向けると紙が置いてあった。 それは、自分が眠っていたため何も告げずに帰るという母親からの手紙だった。 もう一度寝て起きれば、思い出すのかと思ったが、やはり何もわからないままで、まだぼーっとしている頭で今日のことを整理することにした。
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