―§記憶②§―

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仕方なく朝ご飯に手をつけた。 病院の食事は、薄味であまり美味しくない…。これも昨日分かったことだ。 朝ご飯は、シンプルな和食だ。味噌汁に手を伸ばし、飲もうとした。 すると… ―ガラッ― 「おっはよ-☆」 朝っぱらから、病室に大きな声が響いた。 「Σ(ビクッ)小夏っ!!ゴッホゴッホ。」 そのため、びっくりして味噌汁にむせ返ってしまった。 「あ、ごめん…ι」 小夏は、突っ立っている。 助けて欲しい…ι 「だから、小夏は何でノックもせずに入るんだ!!」 日向は、そう言うと急いで駆け付けて、背中を叩いてくれた。 日向もいた…。 「あ、ありがと。」 とりあえず、落ち着いたため日向のほうに振り向いた。 「………」 「全く、小夏!後で説教だからな!!私の家に来なさい。」 「はい…」 日向は、すでに移動して小夏を怒っていた…ι
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