biting

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「んーん、んーっ!?」  最後に唇を舐め、名残惜しみながらラシスを解放する。 「…確かに、甘いな」  髪から手を離したラシスはネメアが立てている膝に縋りつく。 「…ハァ、ハァ、飴嘗めてたからかな」 「君は飴が好きなのだな」  お返しとばかりに力が入らずに自分の膝に縋り付いているラシスの髪を一房掴み口付けをする。 「ふに…もしかして意趣がえし?」 「ハハハッ」 .
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