始まりは別れ

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久々の家路までずっと考えてた むしろこんな別れかたって・・・ そんなことを考えながらいつの間にか見慣れた公園が見えてきた アパートを出てからタクシーも拾わず家に着けば 時間はすでに3時半だった 公園の端にある時計に目を移した瞬間 俺は無性に切なく寂しくなった 紗枝とはもう4年も居たのだ
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