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洗面所につき、鏡を恐る恐る見る…
確かに…手の跡だ…
あれは…
夢ではなかったのか…?
その時だった…
『ねぇ…』
「ひぃっ…」
鏡に一瞬だけ長い髪の女が立っていた。
振り向くと…
そこには誰もいなかった…
「な、なんなんだよ…」
俺は震えていた…
その後すぐ部屋へ戻った。
気分転換に音楽でも聴こう…
コンポにスイッチを入れる。
部屋中に乗りの良い音楽が響き渡る…
俺はさっきの出来事を忘れかけていた…
だが…
いきなり音楽が止まった。
そして…
『クスクス…ねぇ…明日会いに行くね…』
どこからともなく声がした。
俺は立ち上がり
「誰だっ!!」と大声を出した。
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