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リュウと連絡がつかないまま高校生活最後の夏休みをむかえた。
今日も朝6:00にリュウに電話をかけた。
Pu・Pu・Pu・・・
Pururururu…
夏休み初日の今日の電話はすぐにかかった。
リュウ「もしもし?」
アイリ「リュウ?何で?6時にかけて!ッて言ったのはそッちなのに、何で話できないの?」
リュウ「…ッてか、ウザイからもう電話すんな」
アイリ「何で?意味わかんない」
リュウ「ぢゃね~!ばいばァ~い」
リュウは心配している私の事はどォでもいいように電話を切った。
私は泣いた
泣き続けた…
でも泣いていてもなにも変わらない。私は納得できず毎朝6:00にリュウのケータイにかけた。朝は苦手だった私は、リュウと電話がしたいがために、がんばって毎朝6:00にかけた。
毎日、毎日…
でも、変わらずリュウは取ってくれなかった。毎朝6:00に電話するのが、あたり前になっていたのが2週間以上続いていたある日、知らないアドレスからのメールが届いた。送り主はどうやら女の人らしい…
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