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Pururururu…
苗子「もしもし?」
リュウに電話した時聞こえた声と一緒だ。
アイリ「もしもし?苗子?私、リュウの彼女でアイリッていうんだケド、リュウと別れてくれない!」
苗子「何言ってんの?リュウは私の事『好きだ』ッて言ってんのに別れるわけないぢゃん」
アイリ「今、リュウと一緒?かわってもらえる?」
苗子「マヂ!ウザイ女。リュ~ウアイリがかわってッて」
またあの甘えた声でリュウを呼ぶ…
リュウ「何で苗子の番号知ってんの?」
アイリ「ちひろから聞いた。リュウ何やってんの?」
リュウ「ゴメン…オレ、苗子が好きなんだ…別れよう」
アイリ「納得できない。絶対に別れないから…」
私は、泣きながら必死にリュウに話したが電話を切られてしまった。私はリュウを失いたくなかった…
ずっと一緒にいたかった
元旦の日、約束したのに…
それでも好きで、好きすぎて私は、おかしくなったようにヒマがあればリュウに電話をかけていた。
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