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あれからいったい何日がたっただろう?リュウと連絡が取れないままもう夏もそろそろ終わろうとしていた…
リュウと別れるくらいなら…
と、何度も手首を傷つけた。全然痛みを感じない。
温かく感じるダケ。
今思えば、私バカだ…
こんな男のために自分自信を傷つけて…
でも、あの頃の私にはリュウが全てだったんだろう…
ある日の夜、リュウが電話に出てくれた。
アイリ「リュウ?今ドコにいるの?ちゃんと逢ってから話がしたい」
リュウ「今家。でもすぐ出かけるカラ」
アイリ「今から家に向かうから待ってて…」
私はお父さんにバイト先のシンボク会があるからと嘘をつき、リュウの家の近くのボウリング場まで車で送ってもらった。急にお願いしたのでお父さんは私を怪しんでいたが送ってくれた。
リュウの家につくとリュウはすでにいなかった。
リュウのお母さんによるとおフロに入ってすぐに出かけたらしい…
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