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もう夜も遅いという事で、私はリュウのお母さんに送ってもらう事になった。
リュウママ「アイリちゃん。ごめんなさいねェ。リュウが辛い目にあわせてしまって…」
リュウのお母さんが突然私に謝ってきた…
アイリ「いいえ。フラれた私がリュウの事諦めないで、勝手にしている事ですから気を使わないで下さい。もうここで大丈夫ですょ。家近いんで!ありがとうございます。」
リュウママ「待ってアイリちゃん。少しお話しましょう」
優しいリュウのお母さんは私が泣いているのに気がつき車を止めながらそう言った。そして、優しい口調で話はじめた。
リュウママ「リュウね、アイリちゃんと付き合うようになってすッごくイイ子になったのよ!仕事も行く様になったし、妹・弟にも優しくなった。だから私、アイリちゃんにはすッごく感謝しているの。リュウが連れてくるお嫁さんは、アイリちゃんがイイわ」
リュウのお母さんは言った。私は泣きながら少し嬉しかった。
アイリ「ありがとうございます。嬉しいです。でも、リュウはなぜか、私のトコに必ず戻ってきてくれるッて思うんです。たくさん傷つくかもしれないケド、リュウのために傷つく私ならいいカナ?ッて思ってます。とことん気がすむまでやってみたいんです」
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