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アイリ「ごめん。遅くなった」
リュウとは久しぶりに逢うので緊張で声が震えてしまう。
リュウ「イイんだょ。突然ごめんな…」
アイリ「話ッて何?どうしたの?」
普通に接した。
今までの事…何もふれないようにした。
リュウ「実は……」
アイリ「あッ!ボール。ねぇリュウ。サッカーしない?」
リュウの口から出る言葉が恐かった私は、そこにあったボールでごまかした。
リュウ「アイリ……」
アイリ「やろ~!ぢゃあアイリがリュウからボール奪えたらジュースおごりねッ!」
リュウ「…おッしゃ!アイリが負けたらジュース2本なッ」
アイリ「えェ~そんなに飲まないでしょ(笑)」
リュウと私は、子供の様にボールで遊んだ。
アイリ「疲れたァ~休憩しょ?」
ベンチに座っていた私は、久しぶりに笑っていた。リュウといたあのX'masの夜のように…
リュウ「アイリ?今までごめんなァ。オレが悪い。真剣にアイリがオレの事好きでいてくれているのに、どうせオレが浮気してもアイリは、オレの事嫌いにならないッてアイリのオレに対する気持ち利用してたみてぇ。ごめん」
突然、真剣な顔でリュウは私に話はじめた。
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