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半年後…
職員「アイリ先生!お電話です」
ダレだろう?ケータイにかけずに職場に?
アイリ「お電話変わりました。岸本アイリです」
「……」
アイリ「もしもし?」
男「オレ!覚えてる?」
アイリ「…もしかしてリュウ?どうしたの?」
リュウ「ごめん。ちゃんと謝りたくて…オレ今、神奈川で仕事してるんだ」
緊張していたのか懐かしいリュウの声が震えてた…
アイリ「そう。元気そうぢゃん。ごめん今忙しいから切るね」
リュウからの電話だった。
なんで今さら電話なんか…リュウの事なんか忘れたいのに…
ケータイを変えていた私の番号を知らないからだろう。この後も、何度かリュウは職場に電話をかけてきた。
リュウはどこまで私を辛くすればすむの?まだリュウの事忘れられない私にとってはすッごく辛い…
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