19人が本棚に入れています
本棚に追加
/29ページ
私が目を覚ました時には山形に着いていた。
そして、病院に向かった……
病室を探していた。
[青木拓真様 502] …ここだ!!
中に入ると薬のせいで髪の毛が無くなっていた。 とても綺麗でサラサラな髪……
今はもう、無い。
私は拓真が物凄く心配だった。
拓真の親に、
私「手、握ってもいい…[?]」
拓真の両親は頷いてくれた。
私は、拓真の手を握り必死に話し掛けた。
私「拓真…目覚ましてよ??また、一杯遊ぼうよ!!?」
返事はなかった。
その日の夜、私の親と、拓真の親、私、妹、拓真の弟…皆で鶴を折った。
『早く治りますように…』
皆が願い一生懸命折った。
私は、鶴を折っている最中に寝てしまった…
一日一日が、戦いだった……
最初のコメントを投稿しよう!