最遊記…腕枕(悟空×三蔵)

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 ある雪の降る日、四人は宿に泊まる事にした。  いつもの様に部屋割りの事でけんかになり、その結果くじで決める事に…悟空は三蔵と同じ部屋に決まった。 三蔵「チッ!ついてねぇ、おいサル!少しでも騒いだら殺すからな!」 悟空「わかったよ。」  夜、夕食を済ませ、彼らはそれぞれの部屋でくつろいでいる。 悟空「あー食ったぁ!もぉ食えねぇ!」 三蔵「そりゃあんだけ食えば腹もいっぱいになんだろ。」 悟空「なんだよぉ!そーゆー三蔵だってすっげぇ酒飲んでたじゃんか?」 三蔵「今日はやたらと冷えるからな、酒飲むのが一番なんだよ。」 悟空「へぇ~じゃあさ!俺も飲む!」 三蔵「飲むな!」 悟空「ちぇ!つまんねーの。」 三蔵「おい。」 悟空「あ?」 三蔵「酒買って来い。」 悟空「まだ飲むのかよっ!」 三蔵「黙って買って来ねえと頭に穴開けるぞ。」 悟空「わわわわかったよ!」 三蔵「ほれ!このカード使え!」 悟空「へぇ~い、行って来る。」  そう言うと悟空は部屋を出て行った。  三蔵はたばこに火をつけ「ふ~」っと息を吐いた。 三蔵「あー…さみぃ~。」
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