最遊記…腕枕(悟空×三蔵)

6/7
前へ
/18ページ
次へ
 三蔵は悟空の熱を帯びた部分を右手でそっと包み込む。 悟空「えっ!?」  悟空は驚き、声をあげると同時に腰を引く。 三蔵「なぜ逃げる?」 悟空「だって…俺どうにかなりそうなんだもん…やたら体熱いし…なんかうまく言えねーけど…このままじゃヤバイよ……。」 三蔵「そうか…じゃ、もう寝るか?」 悟空「えっと…その…うん。」  少しうつむいてつぶやく悟空、それを見て三蔵は口元をゆるめた。 三蔵「フッ…」  再び悟空の体を抱き寄せる。 三蔵「楽にしてやるよ。」 悟空「わぁっ…!だめっ!」  逃げようとする悟空の腰を両手で押さえ、その部分に顔を近づける。 悟空「はぁっ…!」  温かくしめった柔らかい感触が悟空を包む…… 悟空「熱い…変…なんか変!あっ…!」  三蔵の口の中で激しく脈をうつ。 悟空「だめだ…三蔵…離してぇ…!」 三蔵「我慢するなっ!」  三蔵の動きも悟空の脈に比例して段々激しくなる。 悟空「ああっっっ!!」  悟空の頭にとてつもない光が走る……  そしてその光はどこまでも広がる……  意識が遠退いて行く…… 悟空(三蔵……)
/18ページ

最初のコメントを投稿しよう!

127人が本棚に入れています
本棚に追加