215人が本棚に入れています
本棚に追加
買い物中
今日はれぃとのんびりショッピング♪
と、言っても少しだけど💦
何故かれぃは外に出るのを嫌がっていた。
(夜はそこまで抵抗したいのに…太陽の光りがダメなのかな?なんか、吸血鬼みたぃ…)
私は少し吹き出した。
それを見ていたれぃは
「変な女。」
と、ボソッと呟いた。
②人で通りを歩いていると、ある雑貨屋さんが目についた。
「うわ~かわいい❗」
私はお店のショーウインドーを覗き込んだ。
「れい、この置物かわいくない?」
「しほの部屋にぴったりだな💡」
「やっぱり⁉欲しいなぁ…」
ふと、ショーウインドーに反射して映る後ろの光景を見た。
(警察官………?)
私達の後ろには、警察官が②人。
何か話しながらこっちを指さしていた。
(何?)
すると、さっきまで穏やかだったれぃの顔が一転、ものすごく怖い顔になっていた。
「れ…ぃ?」
「行くぞ。」
「え⁉」
れぃは私の手を掴み、早足で歩き始めた。
「そこの男❗」
いきなり、警察官がれぃのコトを呼び止めた。
(何…何⁉)
私は少し頭がパニックになっていた。
「走るぞ。」
そぅ言って、れぃと私は走り出した。
「お、おぃ❗待てッ‼」
「逃がすな❗追え‼」
何が起こっているかわからなかった。
ケド、れぃが何かしているコトは事実。
「れ、れぃ…」
「訳は後で話す。今は、とにかく走れ。」
私は訳のわからないまま、走り続けた。
最初のコメントを投稿しよう!