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ある日曜日
その日は、れぃと②人でテレビを見ながら、まったり、ゆっくりしていた。
れぃは私の肩ぐらいまでの髪を触りながら、テレビを真剣に見ていた。
「れぃ…髪触るの好きなの?」
「あ?あ、なんか癖でね。嫌だった?」
「うぅん💡平気だょ😉🎶」
「なら、触っとく。」
見ていた番組も終わり、チャンネルをかえると、あのニュースが流れていた。
「○月○日におきた殺人事件は、有力な証拠や証言が出ておらず、捜査は行き詰まっています。」
「またこのニュース流れてるね。」
「あぁ…」
すると、れぃの携帯が鳴った。
れぃは携帯の画面を見るなり、玄関の外へ行ってしまった。
(何だろう…?)
しばらく、テレビを見ていると、れぃが戻ってきた。
何だかもの凄く機嫌が悪そうだった。
「友達?」
私は恐る恐る聞いてみた。
「あぁ。昔のダチ。」
「何て?」
「………元カノのコトで。」
(元カノのコト…?)
私は聞いてみたかったケド、何か怖くてそれ以上、聞くのを止めてしまった。
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