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私達は走り続けた。 警察官も、それに必死について来た。 (ヤバィ…もぅ、無理💦) 私がそぅ思った時、れぃは裏道に入った。 警察官は私達を見失い、追跡をやめた。 「はぁはぁ…れ、れぃ、一体何したの⁉」 「あ?」 「あ?ぢゃない❗警察官に追われるなんて…一体何したのよ?」 「………」 れぃは黙っていた。 私は呼吸を落ち着かせながら 「れぃのコトだから、窃盗?暴力行為?あ、詐欺とか?」 「そんな生ぬるいもんなら、サツから逃げねぇよ。」 「ぢゃ、一体何したの⁉」 れぃは少しの沈黙のあと、堅い口を開いた。 「人殺し。」 私は、固まった。 人殺し…あまりにも衝撃的で、何も言えなかった。 「う…嘘…でしょ?」 私は、恐る恐る聞いてみた。 きっと、れぃなら 『嘘に決まってんぢゃん❗信じたやろ?窃盗だよ。』 と、笑いながら言う。 私はそぅ思った。 「嘘ぢゃねぇよ…今ニュースで流れてる、東京の女子大生と男殺したのは、俺だ。」 私は言葉を失った。 私の目の前にいる人は、殺人犯で、私の恋人で… 私は…殺人犯を愛してしまったのだった…。
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