<プロローグ>

2/2
前へ
/82ページ
次へ
「新郎新婦の入場です」 白い衣装を身に纏った若い2人が、舞台へと繋がるロードを少しずつ、少しずつ踏み締めながら進んで行く。 「お父さん、また見てるの???」 後ろを振り向くと、娘の「優美」が私の顔を見ながら言う。 「ああ」と言葉を返すのが精一杯だった。そして再び2人の舞台の目撃者になる。「全てはここから始まった」
/82ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6人が本棚に入れています
本棚に追加