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次の日、旦那が会社から帰ってきて女からあの後メールあったか聞いた。
すると無かったよ!だからもう安心してと旦那は言った。
でも信用できなかったから携帯をまたチェックしたんだ…
受信ボックスにはメールはない。でも受信履歴にはある…旦那は女からのメール消してた。でも受信履歴の存在知らなくて履歴は消し忘れたみたいだった。
『嘘つかないでよ。』
静かにそう答えた。
でも旦那は
『嘘ついてないよ!何でそういう事いうの?』
オドオドしながらそう答えた。
嘘をつき通そうとした旦那が許せなかった。私は今までのストレスが爆発した。
『メール消したんでしょ?受信履歴に残ってるし。メールきたならきたって言えばいいじゃん。そんな嘘つくから何かあるんじゃないかって疑うんだよ。疑われたくないならどうどうとしてろよ!どうどうとできない事してんじゃねーよ!』
旦那は『不安にさせたくなかったから嘘ついた。ごめん。もう嘘つかないから!携帯も毎日見ていいから!』そう答えた。
女も旦那も私を馬鹿にしてる。妻の立場がないじゃん。結婚・出産したばかりなのに何でこうなるん?女も新婚邪魔したいわけ?
信用できない相手とは結婚するもんじゃないね…
疑ったらキリがない。
そんなのわかってる。
でも…
デキ婚だから自信がない。
最初妊娠に反対してたから信用できない。
出産してから私はだいぶ外見もかわった。
私は妊娠前より太り、ホルモンの関係でしみはできた…
年は17歳。でも周りの17歳に比べると若々しくない。旦那に比べて考えも幼稚…
たった五歳差…だけどその五歳差が大きすぎる。やっぱり年下だからって思われたくない…
頑張って大人な考えをもとうって思ったけど、やっぱり無理だよ。
私は旦那より生きてる年数が五年少ない…
どんなに頑張ったって追いつかないよ…
春樹の考えがわからないよ…
環境も全然違う。
春樹の家は裕福、春樹は大卒。
私の家は貧乏、そして中卒。
周りも思うほど私と春樹は育ってきた環境が180℃違いすぎる…
悔しい…悔しいよ。
私はそんな事を走馬灯の様に一気に頭に浮かんだ。
そして私は完全に家に引きこもった。
一日中雨戸もしめたまま、何をするわけでもなくぼっーとすごす。
唯一してた事といえば子供の世話。
それもまた精神状態を悪化させていった。
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