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翌日、鏡はリサイクルショップへ売られた。
彼女は鏡の中から店を行き交う人を見ていた。
通りかかる度に服や髪を整える人達…
数ヵ月たったある日、とても美しい女性が彼女の前で足を止めた。彼女はいままで見たことのない程の美しさに息を飲んで見とれていた。
すると、女性が言った。
「この鏡カワイイわね、ちょうだい。」
そして、その日のうちに鏡は女性の部屋に運び込まれた。
その夜、鏡に向かって女性が肌の手入れをしていた時に言った。
「もっとキレイになってやるんだから。」
「美しくなりたい？」
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