転校しました★

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「水原さん、こちら担任の柊先生です」 「おはようございます、水原さん。担任の柊です」 「あッ、おはようございます」 校長から紹介された柊先生はとっても優しそうな、少し若い男の先生だ。 「……あのー、えッと…非常に言いにくいんだけどね?」 しかし、挨拶早々言葉を濁らす先生。 「なッ…なんでしょ!?」 ちょっと不安になって裏返る声。 そして 「僕のクラスね…女の子君一人だけなんだー」 気まずそうに言う先生。 な~んだ、そんなこと…… 「ッはぁぁあぁ!??」 嘘ウソう―――そッ!? 聞いてないよ!!!!! 「いやね、君のお父さん直々のお申し出なんだよ」 …親父殺す。 「大丈夫★水原さんなら馴染めると思います」 気付けば教室は目の前。 あたしはパニック状態。 変な汗が出てくる予感。 何でだ親父ーーー!!!!
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