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清水「じゃあ、自己紹介ヨロシク🎵」
そう言われた彼女は教壇の前に立って自己紹介を始めた。
少女「私の名前は天上黄泉(テンジョウ ヨミ)です。親の転勤でコッチに来ました。気軽に黄泉って呼んでください😃ヨロシクお願いします🎵」
クラスから拍手が起こり歓迎ムードになっている。
だが俺はそんな気になれなかった。
砕羽(何で学校に⁉アイツは監視って言っただけじゃないか⁉)
清水「天上の席は………」
その瞬間俺は悪寒を感じた。
俺の席は窓際の一番後ろ。そして隣には昨日まで無かった机と椅子があった。
砕羽(まさかまさか💧)
清水「窓際から二列目の一番後ろ、如月の隣な。」
やはり天上の席は俺の隣だった。
どうして朝来た時に気付かなかったのだろう?
周りの男子からの視線が痛い。
砕羽(そんなになりたいか?人喰いの隣に‼)
そう思っていると天上が歩いてきた。
天上「ヨロシクね🎵如月君💕」
今思えば、俺はもうこの時から日常に戻れなくなっていたのかもしれない。
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