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あの後結局俺は眠らされ、起きた時には家の布団の中だった。
そして何時もと変わらない朝を迎え、家族と話しながら朝飯を食べ、学校へ向かう。
学校へ着き教室に入る。
そこに居るのは仲の良い友達やクラスメート達。
たわいの無い話をして笑い合う。
昨日の事が嘘の様な普通の日常。
だが常に俺の頭に響くあの少女の声。
『常に監視してるからね………ウフッ🎵』
俺の胸に不安が押し寄せる。
『俺が話さなければ大丈夫』
そう自分に言い聞かせた。
だが………不安の元凶は直ぐそこまで迫っている事を俺はまだ知るよしもなかった。
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